大相撲九州場所は、小結「貴景勝関」(千賀ノ浦部屋)が13勝2敗という立派な成績で初優勝を飾りました。あっぱれ22歳、幕内最年少力士が大きな仕事を成し遂げました。
先場所(秋場所)に続き西前頭5枚目の「朝乃山関」は「大奄美関」(追手風部屋)に「寄り切り」で勝ち6勝9敗の成績でした。
年間での成績は48勝42敗0休。昨年の幕内2場所の成績は15勝15敗0休でしたので、今年の6つの勝ち越しという結果は、躍進した年になったといえます。大関戦(結び)、関脇戦、小結戦をそれぞれ1回、経験も積みました。
平成30年初場所の番付は西前頭16枚目でしたが、平成31年初場所の予想番付は前頭8枚目です。
6つの勝ち越しで8つ番付が上がりますので、番付運も良い年だったようです。
さて、来年もまた躍進を大いに期待したいと思います。夢に向かって精進ですね。
来年8つ勝ち越した時点で三役という計算になりますが、大きな怪我をせず名古屋場所までに実現して欲しいものです。
恵まれた体を生かした力強い相撲で技巧派力士を撃破する姿を夢見ます。