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11月 2019

令和元年最後の場所となる九州場所、優勝した横綱白鵬関に次ぐ11勝を挙げました。 また朝乃山関にとって初となる技能賞を受賞。 今場所格段に安定感が増した右四つの型が評価されての受賞。 これでこの一年間で殊勲賞、敢闘賞、技能賞すべてを受賞したこととなります。 加えてこの一年で55勝を挙げ、年間最多勝にも輝きました。 関脇以下が年間最多勝になるのは大鵬、貴花田に続き27年ぶり3人目という快挙。 大横綱の両名に続くというおまけ付きの年間最多勝、この一年での三賞総なめ。 着々と経験を自信に変えつつ、朝乃山関は看板力士への歩みを進めています。   写真は先日11月20日、アイザック小杉文化ホール ラポールで行われた第28回暴力追放富山県民大会にて。 暴力団追放大使である朝乃山関のパネルが暴力団追放をPRしていました。

前頭二枚目の明生関を下し、十日目にして早くも勝ち越しを決めました。 立ち合いで左上手を取り、右を返してそのまま寄り切る盤石の相撲でした。 三役での勝ち越しが決まった上に、年間最多勝、さらには二度目の優勝も狙える好位置につけています。

五日目にして早くも勝ちっ放しが不在となる混戦模様の九州場所。 またすでに幕内に6人もの休場力士が出ており、少し寂しさが漂う土俵となっております。 そんな中、朝乃山関は自身が得意とする四つ相撲で安定した取り口を見せており、4勝1敗で五日目の取組を終えました。 こんな時こそ千秋楽まで場所を盛り上げるのが看板力士。 そこを目指す朝乃山関の活躍に乞うご期待。