関脇御嶽海関に破れ、十日目にして今場所初めて土が付いた朝乃山関。
これで唯一の全勝力士として横綱白鵬関が優勝争いをリードする形で後半戦に入ることとなりました。
昨日は黒星を喫したとはいえ、ここまで新大関として堂々たる相撲を見せている朝乃山関。
今場所から、写真の新たな化粧まわしを披露しています。
高校の相撲部の先輩であり、朝乃山富山後援会の理事長でもある青木仁氏が代表取締役を務める有限会社青木工業から贈られました。
「こいきん」と呼ばれ、江戸時代から描かれてきた伝統的な図柄「鯉に金太郎」があしらわれています。
天に昇って龍に変化するといわれる鯉には立身出世の願いが、金太郎には身体堅固の願いが込められています。
またこの化粧まわしオリジナルのデザインとして、横綱・大関にしか身に付けることが許されていない紫の房で作られており、横綱の座を掴み取ってほしいという願いが込められた綱が鯉に巻かれています。
先輩が後輩の活躍を願う気持ちが込められた一枚。
これまでもこれからも、周囲のサポートが朝乃山関の躍進を支えています。